代理店系三井住友海上のGK

一頃、派手なテレビコマーシャルで目立っている三井住友海上の自動車保険GKです。
最初、自動車保険のコマーシャルであることに気づきませんでした。
「安心のゴールキーパーでありたい」というキャッチコピーや、テレビコマーシャルの映像からして、「GK」というのはサッカーのゴールキーパーという意味の自動車保険なのでしょう。
GKは、三井住友海上のいわゆる代理店系の自動車保険であり、まだニューフェースの商品です。
自動車保険の特徴として特記すべきは、8パーセントから最大12パーセントまでのゴールド免許割引、エアバッグ・ABS割引、新車登録後(初度登録後)25ヵ月以内の場合の新車割引、イモビライザー装着の場合のイモビライザー割引、福祉車両割引、3台以上まとめて契約の場合のノンフリート多数割引、セカンドカー割引など、非常にが設定されています。
また、自動車保険のニューフェースとしてこの業界に打って出るには欠かせないともいえる、ロードサービス、事故対応サービス等も充実したものであるいえるでしょう。(これがないと勝負にならないでしょう。)
これらから見えることは、自動車保険としての、リスク分散の基本的な考え方として、やはり最近の流れの、事故率の低い被保険者を優遇して保険システムの基盤を広く安定したもにすることにより、保険料の低減を図るというタイプでしょう。
最近の流れというよりも、後進の自動車保険としてこのような対応をしなければ、まだダイレクト系のシェアが4パーセント程度であるからといって、既存勢力として安穏としておれないということなのでしょう。
自動車保険の完全自由化により、「保険革命」とか「保険戦争」とかのようなセンセーショナルなタイトルの書籍やネット上での論評が目立った割には、日本における外資系、ダイレクト系のシェアの拡大は目立ったものではなく、自動車保険トップシェアの東京海上日動をはじめとする既存勢力の磐石さが浮き彫りになっているように見えますが、実はこれら代理店系の保険会社も将来に向けた危機感を持っていることの表れのひとつが、このGKという商品なのではないでしょうか。
今のところ、自動車保険における日本人の消費行動、購買行動の主流は、安さ、簡単さよりも、人間関係を背景としたいざというときの安心感が優先されるというものなのでしょうが、いつまでもそうとは限りませんし、今の大きな方向、ベクトルは日本の場合も行くところに行ってしまうまで、変わらないのではないでしょうか。
今後の代理店系自動車保険各社の動きをさらに注目してみたいと思います。
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カテゴリー:各社自動車保険の比較レビュー
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