全労済のマイカー共済
全労済の正式名称は「全国労働者共済生活協同組合連合会」といい、いわゆる生協法に基づき国の認可のもとに設立された"保障"の事業を行う生協です。
JA共済と同様、自動車保険の一つとして紹介しますが、正式にはこのような協同組合が行う保障事業は、「保険」ではなく「共済」と呼ばれます。
協同組合は、生活をより良くしたい人びとが自主的に集まって、営利を目的としない共済事業(保険事業)を行う組織で、営利を目的としないことから組合員の利益を第一に自動車保険の事業が行われることになっています。
このように、全労済の共済は営利目的ではないので、のが特徴になっています。
通常の自動車保険と異なり、組合に加入する必要がありますが、それも1000円程度の費用なので全体から見ればほとんど苦にならない程度の負担でしょう。
全労済のマイカー共済の安さの最も大きい理由として、補償対象がマイカーに限られているため事故率が低く、安い保険料でも十分に共済事業(保険事業)が運営できる構造になっていることが挙げられるでしょう。
これに加え、無事故期間が長くなればされ、安全運転、無事故のドライバーには最適の自動車保険だといってよいでしょう。(参考 )
反面、一旦事故を起こしてしまえば保険料は等級次第で大きく上昇しますし、6等級未満や過去1年に事故を起こしていると加入を断られるということもあります。
基本的な補償については、リスク細分型の設計になっていないなど、融通がきかない面がありますが、内容そのものは充実しており、他のダイレクト系自動車保険などと比べても、自分にあっているかそうでないか程度の違いに収まってしまうと思います。
全労災のマイカー共済は、保険料の割引きにも力が入れられており、運転者の年齢や運転者を家族に限定するなどの条件によって保険料が安くなり、新車やハイブリッド車などの車の条件によっても割引きが行われます。
マイカー共済の欠点として挙げられるのは、加入の際に手間と若干のお金がかかることと、事故後の示談交渉の面が弱いと一般にいわれていることかも知れません。
確かに示談交渉は会社による差もあるのでしょうが、要は担当することになった人の能力次第という要素が大きいと思います。
全労災のマイカー共済のように、加入者が無事故を心がけるというモチベーションが自動車保険の保険料の安さにつながり、それがまた加入者に還元されていくという、いわばプラスの循環の上に載っている共済システムは、貴重な社会資源ともいえるでしょう。
選択肢の一つとして検討対象にして損はないと思います。
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カテゴリー:各社自動車保険の比較レビュー
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