更新時が自動車保険見直しのチャンス!

■毎年更新が惰性を呼ぶ
自動車保険は、一部複数年契約の商品もありますが、基本は1年ごとの契約であり、毎年契約の更新が行なわれます。
つまり自動車保険の見直しのチャンスは毎年あるわけですが、チャンスが多すぎるというのも考えもので、かえって毎年の恒例のように惰性で更新してしまっている例が多いのではないでしょうか。
直販系あるいはダイレクト系と言われる通販型の自動車保険のシェアはまだ7パーセント前後のはずですが、代理店コストが不要で明らか保険料が安いのにも拘わらず、意外に通販型のシェアの伸びが目覚しくないのは、代理店との人間関係に安心感を持つという国民性のほかに、この自動車保険の更新が毎年やってくるということも背景になっているのではないでしょうか。
例えば、自動車保険の契約更新が5年毎であれば、保険料の差が5年間も影響することになりますので、多くの人は気合を入れて更新時の見直しを行なうことになるでしょう。
「忙しいし1年くらいはいいだろう」という自動車保険更新がつい5年も10年も惰性で続いてしまうというわけです。
■自動車保険自由化のメリットを享受しよう
自動車保険が1998年に完全自由化されるまで、損保会社が扱う自動車保険は、任意保険であっても条件が同じであれば保険料もすべて横並びという状況が長い間続いていました。
しかし、今では外資系の参入もあり、自動車保険の商品は通販型、代理店型が入り混じって、選り取りみどりの競争市場になっています。
自動車保険の市場がこのようになったのは私たち消費者にとっては大変ありがたいことであり、通常の買い物のように、価格すなわち保険料や商品の長所、短所などを見比べて納得の選択ができるようになったということです。
事故などの場合のより大きな安心感、信頼感を重視して代理店型を選ぶのもいいでしょうし、車両保険やロードサービス重視で保険料の割安な通販型を選ぶ人もいるでしょう。
自動車保険を様々な商品の中から選択できるようになったことが重要なのです。
満期の3か月前頃からがチャンスです。これまで自動車保険の本格的な見直しの機会がなかった方は、ぜひ今度の満期こそ見直しを行なってみてください。
このサイトでも、できるだけ具体的な方法やポイント、流れなどを紹介し応援したいと思います。
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カテゴリー:更新時の自動車保険見直し
自動車保険の保険料を比べる

■同条件で倍以上も違う保険料
自動車保険など保険の総点検を特集した2009年3月の週刊ダイヤモンドが、自動車保険の保険料ランキングを掲載したことがありました。
この時の保険料を比較するための設定条件の主なものは次のとおりです。
(車種) ホンダフィット グレードL (使用目的) 日常・レジャー
(住所) 東京都 (年間走行距離) 5000km
(適用範囲) 家族限定 (免許証の色) ブルー
(人身障害) 5000万円 (搭乗者障害) 1000万円
(車両保険) 一般車両
この条件で見積もられた結果による自動車保険の保険料ランキングは次のようになっています。(カッコ内は免許証がゴールドの場合の車両保険込み保険料です。)
(順位) (社名) (自動車保険料 単位:円)
1 SBI損害保険 19,120 (37,650)
2 三井ダイレクト損害保険 20,300 (44,020)
3 アクサ損害保険 20,450 (38,010)
4 セコム損害保険 23,010 (46,330)
5 セゾン自動車火災保険 24,400 (48,500)
6 全労災 24,520 (54,210)
7 アドリック損害保険 26,640 (51,430)
8 ソニー損害保険 26,860 (53,650)
9 チューリッヒ保険 27,650 (47,010)
10 そんぽ24損害保険 28,220 (57,110)
...
22 共栄火災海上保険 40,110(73,810)
23 AIU 40,550(64,410)
このランキングを見てどう思われるでしょうか。なんと1位と23位では、保険料に2倍以上の差があります。
■保険料ランキングは何を意味するか
この自動車保険料のランキングは何を物語っているのでしょうか。
もちろん自動車保険の比較は、同一加入条件での保険料だけではなく、事故対応サービス、等級プロテクト特約の有無等各特約の違い、ロードサービスといわれる無料サービス等も含めて総合的に行なわれるべきでしょう。
しかし、少なくとも言えるのは、保険料の安さに着目する場合、現在の加入条件を落とさなくてもこのランキングの上位の会社の自動車保険に乗り換えるだけで、保険料は現在の自動車保険より安くなることをこのランキングは示しているということです。
日本最大手の東京海上日動火災保険など11位から21位の保険会社は省略していますが、これらの保険会社の自動車保険に加入している場合でも、10位から上の会社に乗り換えればほぼ確実に保険料を安くできるということです。
このようなことが自動車保険完全自由化のメリットだと思います。
1998年までの日本の損害保険各社は、加入条件が同じであれば保険料もほぼ横並びで、更新時の乗り換え等心配する必要も無かったのでしょうが、今では完全自由化により競争が激化し、上記のランキングにも名を連ねている直販系(通販系、ダイレクト系)の自動車保険にシェアを奪われつつあるという状況です。
自動車保険の自由化は、旧来からの国内損保会社にとっては大変な状況なのでしょうが、私たち消費者にとっては大きなメリットです。
損保会社の乗り換えこそが自由化の恩恵なのだというくらいの認識で、自動車保険の更新時にはぜひ各社の自動車保険を比較し、賢い選択をしたいものです。
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契約中の変化で保険料を安くする

■契約中に次の変化はないですか
過去に自動車保険の見直しで各社の比較などを行なった結果、すでにこれはという保険会社の自動車保険に乗り換え済みの場合は、さらに保険料を安くすることは難しいと思われるかも知れません。
さらに自動車保険を見直すためには、特約等の補償内容を見直すしか方法が残っていないように見えます。
でも、あきらめる前に次の項目の変化をチェックして見てください。
つまり、リスク細分型自動車保険の保険料割引の要素に該当する変化が、契約期間中にあったかどうかのチェックを行なうわけです。
<自動車保険更新時の見直しのチェック>
①主たる運転者がゴールド免許を取得した。
②年間走行距離が短くなった。
③新しく2台目の車を買った。
④車をたまにしか使わなくなった。(使用目的:通勤・通学→日常・レジャー等)
⑤運転する家族がみな30歳以上になった。
⑥排気量の小さい車種に買い換えた。
⑦運転者を夫婦や家族に限定できるようになった。
いかがでしょうか。一つか二つは該当するものがあるのではないでしょうか。
今回の自動車保険契約期間中は該当するものがなくても来年は該当するという場合もあるかもしれません。
■該当が多いほど保険料が得になる
自動車保険の契約更新は1年ごとになりますが、1年間の契約期間中に上記の項目に該当する変化が多いほど、保険料が安くなる可能性があるということになります。
例えば、実際に更新時期を迎え該当項目のある知人等に依頼し自動車保険の見積もりを見せてもらうと、百円単位のデータになりますが、ほぼ次のような保険料の違いが出てきます。
・運転する家族がみな30歳以上になった場合(「年齢条件」の変更に該当)
保険料¥26,000 → ¥21,400
(契約概要 32歳、カローラ、12等級、対人無制限、対物1千万円、車両保険無し)
・車を通勤で使わなくなった場合(「使用目的」の変更に該当)
保険料¥34,400 → ¥27,600
(契約概要 29歳、フィット、9等級、対人無制限、対物1千万円、車両保険無し)
意外に大きい保険料の差になることがお分かりいただけると思います。
たった1項目でもこのような差額が出るのですから、リスク細分型自動車保険というのは大変合理的で、ありがたい存在だと思います。
自動車保険の更新を控えている方は、ぜひともチェックしてみてください。
そして、該当があった場合、自動車保険割引制度は各社によって異なりますので、できるだけ多くの保険会社から見積もりを取ってみてください。
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