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願書の書き方/うっかりミスを防ぐ
幼稚園受験、小学校受験の願書では、ついうっかりの単純ミスでも親の真剣味や熱意を疑われかねません。
うっかりは無くても、初歩的過ぎて「今更こんなこと他人に聞けない」というような所で悩んだりミスをしたりすることも、大切な願書では避けたいものです。
願書のうっかりミス、初歩的ミスを少しでも防ぎたいということから、次のように10項目ほどに整理してみました。
いくらかでもお役に立てれば幸いです。
受け付けられた願書は、学校で必要な部数をコピーする原本になります。
願書記入のインクの色について、ほとんどの学校が「ペンもしくは黒のボールペン」と指定しているのは、コピーが最も鮮明にできるようにという趣旨です。
当然ながらペンや万年筆の場合もインクの色は黒にするべきです。
インクの色の指定や注意書が特にない場合でも、インクの色に関しては「黒」にしたほうが無難でしょう。
黒色の注意書きがあるにもかかわらず、他の色のインクなら注目されるかも知れないなどと考えるのは逆効果であり、むしろ学校の指示・連絡を守れないということから減点になってしまうかもしれません。
学校の指示やルールをきちんと守ってくれる保護者なのかどうかについて、園側、学校側は非常に神経質になり注目していると考えるべきで、インクの色のような些細なことが減点要素にならないようにしてください。
願書の中には、「楷書でていねいに書いてください」という注意書きのあるものがありますが、このような注意書きがなくても、願書は「楷書」で丁寧に書くべきでしょう。
「楷書」というのは、「行書」や「草書のように文字を崩すことなく、きちんと正しく書くということです。
あえてわかりやすいように言うと、みなさんが日常の生活やビジネスの場で使っている文字だということです。
ですから、「楷書で書いてください」と言うのは、特別な書体で書いてくださいという意味ではなく、誰でも読めるように丁寧に書いてくださいという程度の意味です。
せっかく楷書で丁寧に書くのですから、略字は避けなければなりません。
願書で、「数字は算用数字で書いてください」という注意書きのある場合があります。
「算用数字」というのは、アラビア数字、洋数字ともいいますが、要するに、0、1、2、3などの、普通に使う数字のことです。
使用例を挙げれば、
2009年10月28日、平成21年4月1日、5歳、365日‥‥
などのようになります。
ちなみに「漢数字」というのは、一、二、三、四‥‥などのように漢字で数を表すときに使うものです。
今では、一を「壱」、二を「弐」、「十」を「拾」などと表記するのは、数字の改ざんを防ぐ必要のある不動産取引などの書類くらいになってしまいました。
算用数字の使用について特に明記していない場合でも、読み手の読みやすさという観点から、願書の文中の数字はすべて算用数字に統一したほうがいいでしょう。
<注意点>
読みやすさを考えて、数字はすべて算用数字にすればいいというわけでもありません。
「二者択一」、「一石二鳥」など熟語の中の数字は、辞書のとおりに漢数字を使わなければいけません。
「5里霧中」(五里霧中)とか、「トリノ5輪」(トリノ五輪)などと書くと、意味が通じなくなってしまいます。
願書の「志願者」や「保護者」の氏名の振り仮名の欄には、「ふりがな」という表記か、「フリガナ」という表記が出てきます。
そんなこと常識じゃないかと思われるかもしれませんが、
「ふりがな」の場合は「ひらがな」で書き、
「フリガナ」の場合は「カタカナ」で書く
ということになります。
なぜこんな基本的な常識のようなことを取上げるのかというと、コンピュータ入力の事情からでしょうか、日常生活やビジネスの場では「ふりがな」よりも「フリガナ」の場合が多いため、うっかりと「ふりがな」の指定に対して「カタカナ」で書いてしまう例が願書の場合も多いようなのです。
もちろんこれは単純な「うっかりミス」ですから、「ふりがな」をカタカナで書いてしまったからといっても合否に影響するものではないでしょう。
でも、熱意や真剣味の違いは、得てしてこのような些細なところに出てしまうものであり、不注意なうっかりミスによってマイナスの印象になってしまうのは非常にもったいないことだと思います。
チェックポイントの一つとして十分に注意しましょう。
姓、名前のうちの名前の方が平仮名の場合でも、きちんと「ふりがな」をつけましょう。
「佐藤ひろみ」であれば、その「ふりがな」は「さとう ひろみ」となり、「フリガナ」の場合は「サトウ ヒロミ」となります。
姓と名前の両方とも平仮名だったとしても、ふりがなをつける必要があります。
振り仮名をつけるのは漢字の部分だけではないことを徹底しましょう。
願書の中には、生年月日を記入する際に、「西暦」、「年号」(平成、昭和など)のどちらを使うかが指示されていないものもあります。
この場合は、どちらで記入しても違いは無いと思いますが、中には「西暦」と「年号」の両方で記入を求める学校もありますので注意が必要です。
願書の中で「生年月日」を複数回記入する場合は、「西暦」なら「西暦」のどちらか一方に統一するべきであり、子供の生年月日は「年号」、父親のは「西暦」というのは好ましくないでしょう。
また、西暦の場合、「00年」とか「01年」のような省略はしないで、「2009年」、「2010年」のようにきちんと書くべきです。
最初から願書に「平成」と印刷されているものは、もちろん記入に際して迷うことはありません。
年齢を記入するときに「○歳」なのか「○才」なのかと迷うときがあると思います。
新聞や雑誌などのメディアがほとんど「歳」であるためか、願書でもやはり「歳」が多いといわれています。
「才」は「歳」の略字ではないですが、辞書には年齢を意味する「歳」の代用として認められています。
したがって「○才」と書いても間違いではありませんが、文字にこだわるのであれば、「歳」を使ったほうがいいでしょう。
また、「年齢欄」に「歳」「才」の印刷が無い場合に、「35」と数字だけを記入するのも好ましくなく、「35歳」のようにきちんと「歳」を入れて記入します。
願書によっては、家族の年齢欄に「才」の文字が印刷されている場合があります。
こういう場合はちょっと抵抗があるかもしれませんが、「才」と印刷された文字のそばに「歳」と書くのは嫌みだと受け止められかねませんので、やめた方がいいでしょう。
子どもの住所欄のすぐ下に保護者の住所欄があると、つい「同上」と書きたくなるでしょうが、「同上でいい」という指示がない限り、都道府県名から同じようにきちんと書くべきです。
合理性を考えれば「同上」でいいのではないかと思いがちですが、学校というところはやはり教育機関であり、「同上などと手間を省くのは教育上好ましくない」とマイナスの評価を受けかねません。
「志願者と保護者の住所が同じときは同上と書いてください」と明確に注意書きがしてある場合は、素直にそのとおりにするべきです。
住所欄への記入では、郵便番号はもちろん、都道府県名も省略しないできちんと書かなければなりません。
「住所・氏名は戸籍上の氏名」と注書きをしている学校もありますが、この注意書きがない場合でも、改めて住民票を取り寄せ、正式の住所を正確に記入するべきです。
願書で特に指示や注意書きがない場合は、通常、両親 → 兄弟姉妹 → 祖父母 → その他の同居人 の順に記入します。
「こども本人を最初に記入」、「父→母→こども本人」などと具体に指示があれば、そのとおりの順番で記入します。
家族欄に志願者本人も含めて書かせる所、家族欄には志願者本人を除いて書かせる所など、学校によって記入方法が様々であり、注意が必要です。
一つ屋根の下で生活しているのであれば同居人に該当します。
祖父、祖母、大伯父(大叔父)、大伯母(大叔母)などのケースがあると思います。
願書で、父方の祖父母か、母方の祖父母かまで書くよう求められている場合は、指示にしたがって「母の母」、「父の母」などのように記入します。
備考欄の記入について具体的な指示がある場合はそれに従って記入すればいいでしょう。
何も指示がない場合の備考欄はどうすればいいのかということですが、この欄に保護者の学歴、勤務先名を書いてもいいと思います。
備考欄について特に指示がないということは、「備考欄に何を書くかは保護者に任せます」ということだと解釈していいでしょう。
保護者の学歴、勤務先、経済状態によって子どもの合否が左右されてはいけないという建前上、通常願書にはそのような記入を求める欄は設けられませんが、実は学校側が本音で知りたいのはこのような情報なのではないでしょうか。
もちろんですが、父と母の備考欄に斜線が入っている場合は、何も書かないことです。
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カテゴリー:幼稚園受験・小学校受験の願書
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