2012年6月の記事一覧:自動車保険 比較して選んでますか?

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あいおい損保のトップラン

自動車保険

あいおい損害保険のトップラン(個人総合自動車保険)は、保険料の安さよりも、補償とサービスで差別化を狙うというコンセプトになっているようです。
「トップラン」とは、補償、サービスの面で先頭を行くという意味なのでしょう。

一番の特徴は、「スピード解決3兄弟」というペットネームがつけられている次の3つの特約でしょう。

1 人身事故を円満解決にする「対歩行者等事故傷害補償保険特約」、
2 事故のスピーディな解決に役立つ「対物差額修理費用担保特約」、
3 もらい事故でも安心の「弁護士費用等担保特約」

1は、対人賠償保険で支払の対象とならない被害者の過失分を補償するという特約であり、

2は、相手側の修理費用が時価額を超えた場合に、過失割合に応じて、また上限を50万円として補償するという特約です。

対人賠償保険、対物賠償保険そのものが、自賠責保険では補償されないものをカバーする任意保険ですが、被害者側の過失割合分、時価を超える修理費用分という、これら任意保険でさえも通常は補償されない部分をカバーしてしまうのが、1と2の特約です。

これに、3の300万円を上限とする弁護士費用等担保特約を加えた「スピード解決3兄弟」は、まさに補償の安心面ではトップを行く自動車保険といってもいいでしょう。

相手側の過失相当分とはいえ、相手側の任意保険未加入等の事情によりその過失相当分の穴が埋まらず、解決が長引いたり大きいしこりが残ったりするのは、精神的に苦しいものであることは想像に難くありません。それが特約による補償ですばやく解決するのであれば、これは大きな安心に繋がるものであり、存在意義は小さくないでしょう。

発売会社の請け売りのようになってしまいますが、自動車保険は安いだけでは不安だ、できるだけ不安要素のない補償を得たいという人に、「補償・サービスで一歩先を行く」この「トップラン」が向いているかもしれません。

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代理店系三井住友海上のGK

自動車保険

一頃、派手なテレビコマーシャルで目立っている三井住友海上の自動車保険GKです。

最初、自動車保険のコマーシャルであることに気づきませんでした。

「安心のゴールキーパーでありたい」というキャッチコピーや、テレビコマーシャルの映像からして、「GK」というのはサッカーのゴールキーパーという意味の自動車保険なのでしょう。

GKは、三井住友海上のいわゆる代理店系の自動車保険であり、まだニューフェースの商品です。

自動車保険の特徴として特記すべきは、8パーセントから最大12パーセントまでのゴールド免許割引、エアバッグ・ABS割引、新車登録後(初度登録後)25ヵ月以内の場合の新車割引、イモビライザー装着の場合のイモビライザー割引、福祉車両割引、3台以上まとめて契約の場合のノンフリート多数割引、セカンドカー割引など、非常に多彩な割引が設定されています。

また、自動車保険のニューフェースとしてこの業界に打って出るには欠かせないともいえる、ロードサービス、事故対応サービス等も充実したものであるいえるでしょう。(これがないと勝負にならないでしょう。)

これらから見えることは、自動車保険としての、リスク分散の基本的な考え方として、やはり最近の流れの、事故率の低い被保険者を優遇して保険システムの基盤を広く安定したもにすることにより、保険料の低減を図るというタイプでしょう。

最近の流れというよりも、後進の自動車保険としてこのような対応をしなければ、まだダイレクト系のシェアが4パーセント程度であるからといって、既存勢力として安穏としておれないということなのでしょう。

自動車保険の完全自由化により、「保険革命」とか「保険戦争」とかのようなセンセーショナルなタイトルの書籍やネット上での論評が目立った割には、日本における外資系、ダイレクト系のシェアの拡大は目立ったものではなく、自動車保険トップシェアの東京海上日動をはじめとする既存勢力の磐石さが浮き彫りになっているように見えますが、実はこれら代理店系の保険会社も将来に向けた危機感を持っていることの表れのひとつが、このGKという商品なのではないでしょうか。

今のところ、自動車保険における日本人の消費行動、購買行動の主流は、安さ、簡単さよりも、人間関係を背景としたいざというときの安心感が優先されるというものなのでしょうが、いつまでもそうとは限りませんし、今の大きな方向、ベクトルは日本の場合も行くところに行ってしまうまで、変わらないのではないでしょうか。

今後の代理店系自動車保険各社の動きをさらに注目してみたいと思います。

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SBI損保の自動車保険

自動車保険

■「リスク細分で納得の保険料」

SBI損保設立準備株式会社は、SBIホールディングス株式会社とあいおい損害保険株式会社の共同出資により2006年に設立され、2007年12月に損害保険業の免許を取得した、損保業界のいわばニューフェースです。

そのせいなのか、SBI損保の自動車保険は、他社より値段の安さの強調が強いという印象を受けます。

ゴールド免許で最大約10%の割引、運転するのが自分だけだと最大約22%の割引、運転するのが夫婦のみだと最大約8%の割引などと、リスク細分による保険料割引が掲げられ、インターネット活用で中間コストをなくしたダイレクト系自動車保険の特色が謳われています。

■SBI損保の自動車保険は三つの補償プランが基本

SBI損保の自動車保険の補償面の特色としては、顧客のカーライフに合わせて補償内容や特約が異なる3つの補償プランが用意されていることかも知れません。

3つの補償プランを具体的に見ると、「しっかりチョイス」 というのは、突然の事故や故障でも安心できる補償を備えたい人に向き、「ベーシックチョイス」は、基本的な補償や特約を盛り込んでおきたい人に向き、「スリムチョイス」は補償何要を絞り込み保険料負担を抑えたい人に向きますという説明がなされています。

ライフスタイルの違いに合わせたというよりも、「松竹梅」とか「特上、上、並」とかのように値段で差をつけて得いるだけのような気もしないではありません。

最も値段の安い「スリムチョイス」は、無制限の対人賠償・対物賠償、3,000万円の人身傷害補償、2億円の無保険車障害危険担保特約、1,500万円の自損事故危険担保特約、車対車+限定Aの車両保険などが組み込まれており、車両保険がついてこの値段であると言うのがポイントなのかもしれません。

少し悪口めいたようなことも書きましたが、3つのプランとも、補償の内容が固定でなく、顧客の希望により自由に補償や特約を選ぶことができるのは、柔軟性という面で優れていると思います。

標準仕様では、フルラインナップの「しっかりチョイス」 に対し、「ベーシックチョイス」、「スリムチョイス」は、弁護士費用担保特約が外されていますが、SBI損保の自動車保険を選ぶ際は、「ベーシック」の場合も「スリム」の場合も、この特約はきちんと選んでつけておいた方が安心感が全く違うことになると思います。

■事故対応、無料ロードサービスもOK

事故対応の受付は24時間365日で、初期対応は午後9時まで対応可能としています。

ロードサービスも、距離無制限、無料のレッカーサービス、30分程度は無料の現場緊急対応サービス、無料の落輪引き上げ・引き降ろし、10リットルの無料ガソリン補給サービスなど、大変充実した内容であると言えるでしょう。

全体として、後発の損保会社が既存勢力に挑んでいるというような気鋭が感じられる商品であり、選択肢の一つとしてとり上げても良い魅力と特徴を持っていると思います。

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富士火災の自動車保険

自動車保険

富士火災は、大正7年に、前身である損害保険会社「日本簡易火災保険株式会社」が設立され、戦後(昭和24年)海上保険の発売を開始するとともに社名を現在の「富士火災海上保険株式会社」に変更し現在に至っています。

自動車の保険の発売は古く、昭和27年から行われており、本社大阪、サービスセンター110ヵ所(2011年3月末現在)代理店数24,680店(同)資本金41,334百万円(同)の中堅損保会社です。

■スピーディーで安心度の高い事故対応サービス

富士火災の個人向け自動車保険は代理店契約タイプであり、「ベリエスト」の名称で一般用総合自動車保険、家庭用総合自動車保険の2つのタイプが販売されています。

両タイプとも、免許証の色・車の使用状況・年間走行距離・年齢条件等のリスク細分によるきめ細かな保険料設定、ホテルの手配・レンタカーの手配などの24時間365日受付緊急アシストサービス、パンク・ガス欠・インロックなど緊急修理サービス、レッカーサービス、代車費用担保特約、示談交渉サービス、事故時の帰宅費用・宿泊費用費用などの一部を補償する付随費用サービスなどのラインナップとなっており、ダイレクト系の商品を意識した、なかなか充実した内容といえます。

富士火災の自動車保険の特色としては、まず事故対応サービスを挙げなければならないでしょう。

24時間365日富士火災の社員が常駐する「ベリエスト専用ダイヤル」によって、夜間・休日でも平日と同様に初期対応が行われます。

「対人・対物・人身傷害事故」の場合は、事故受付完了から"1時間以内"に初期対応状況が通知され、要望すれば事故受付から"48時間以内"に事故担当スタッフがご自宅を訪問し、"対面"によるサポートを行うという、スピーディーで丁寧なサービスとなっています。

2つ目の特色は、保険会社が代理交渉を行うことのできない、いわゆる「もらい事故」の場合も「日弁連弁護士ご紹介」サービスや「電話でできる法律相談」サービスで、サポートが受けられることでしょう。

■補償面でもユニークなセットを用意

このように、富士火災の自動車保険の事故対応サービスは、スピード感のある、なかなか充実した内容のものですが、補償の面でもユニークなセットがそろっています。

ベリエストAセットという、万一自動車事故などにより要介護状態になった場合でも充実した補償が受けられ、積極的な社会生活のためのサポートが受けられる特約(介護費用担保特約・福祉機器等取得費用担保特約)をセットにした商品があり、富士火災の自動車保険の特色のひとつとなっています。

また、自動車事故以外の日常生活に関する特約(携行品損害担保特約・日常生活賠償責任担保特約)をセットにしたベリエストBセットや、事故による休業の見舞いとして保険金を支払う特約と代車費用の特約をセットにしたベリエストON/OFFセットというタイプも用意されており、なかなかきめ細やかな商品構成となっています。

「自動車保険は価格を購入するのではない、補償を買うものだ」という言葉がありますが、富士火災の自動車保険「ベリエスト」は、代理店型のよさが生かされた、スピーディーなサポートや充実した補償という「補償を買う」タイプの保険として、十分に魅力がある商品といえるでしょう。

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エース保険の自動車保険

自動車保険

エース保険の自動車保険を紹介してみましょう。

エース保険の自動車保険は、いわゆる外資系の代理店型自動車保険ということになります。

エース損害保険株式会社は、スイス、チューリッヒを拠点に世界50カ国以上で事業を展開する保険・再保険の世界有数のグローバル・プレーヤー、エース・リミテッドが率いるエース・グループの日本の損保会社です。

1999年、エース・リミテッドがシグナ・コーポレーションの損害保険事業部門を買収し、日本では同年にシグナ傷害火災保険株式会社を「エース損害保険株式会社」に社名を変更しました。

日本での実績は、前身の会社を含めると外資系としては最長の85年以上になります。

■安全運転者が"優遇"される自動車保険

エース保険の個人向け自動車保険は代理店型で、「安全運転優遇保険」という外資系保険会社の商品らしくない名称で発売されています。

この安全運転優遇保険は、その名のとおり、①免許証の色(ゴールドとそれ以外)、②レジャー、通勤、業務など車の主な使用目的、③年間走行距離、④契約台数、⑤本人の年齢・性別や家族の年齢という、5つの安全の基準から、契約者の"優遇"保険料を算出するというもので、リスク細分とは言っていませんが基本的には同じような考え方の設定だといってよいでしょう。

エース保険の安全運転優遇保険の補償内容は、人身傷害補償、搭乗者傷害(無保険車傷害、自損事故傷害の各特約あり)、車両、対人賠償、対物賠償と、特約もあわせて任意保険として必要なものを過不足なく選べるようになっています。

イザという場合に欠かせない弁護士費用担保特約、また、バイクを利用する家庭に欠かせないファミリーバイク特約もつけることができます。

■ロードサービス等も充実

エース保険の自動車保険の事故対応も、24時間365日体制で事故受付・事故処理のアドバイスを行うもので、いまやこういう対応は当たり前というか、自動車保険、バイク保険ではそうしなければ勝負にならないという状況になっているようです。

また、ロードサービスは、外資系の名に恥じずとても充実したものになっています。一つ一つは掲げませんが、顧客満足度ランキング上位のダイレクト系と肩を並べるものだといっていいでしょう。

■ユニークなクラシックカー保険

エース保険の自動車保険で特筆しなければならないのは、「クラシックカー保険」というとてもユニークな商品があることです。

このクラシックカー保険は、①1975年以前に製造された車、② 年間走行距離が2,000km以内、③通常走行が可能な登録車両の3つを対象車の条件として、趣味のクラシックカーなどが大切に扱われることに着目し、年間の走行距離に応じて最大55%まで保険料の割引が設けられるというものです。 

車両保険も、クラシックカーとしての正当な価値を基にした契約がおこなわれることになっており、古い車の好き方には必見の自動車保険です。

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ニッセイ同和の自動車保険

自動車保険

■ニッセイ同和の自動車 保険補償は充実

ニッセイ同和損害保険は、2001年4月に同和火災海上保険とニッセイ損害保険との合併による損害保険会社であり、このニッセイ同和の自動車保険は、タイプとしては、国内資本系、代理店販売の自動車保険ということになります。

ニッセイ同和の自動車保険は、一般向けとして、「ぴたっとくん」と「NewPAP」の2商品がありますが、「運転される方の範囲をピタッと設計できる...」というキャッチフレーズで、リスク細分による保険料設定を謳っている「ぴたっとくん」の方を紹介してみましょう。

ニッセイ同和の自動車保険の、まず、補償の内容から紹介すると、

対人賠償保険、対物賠償保険、人身障害補償保険、搭乗者傷害保険、自損事故保険、無保険車傷害保険の6つの基本補償に、車両保険が選択で選べるようになっており、「補償フル装備」「全方位の安心」というのが適切かどうかは別として、任意保険として必要な補償はそろっていると思います。

特約の中の、「他車運転危険担保特約」というのは、借りた車を運転中の事故も、自分の車の時とほぼ同じ内容を補償し、車を貸してくれた人の保険を使う必要がないというものです。

■運転者範囲、年齢条件の設定が特徴

ニッセイ同和の自動車保険の、保険料の設定について主なものを見てみます。

まず、無制限の対人・対物、人身障害、搭乗者障害をセットにしたときに保険料が5%割引になります。

ニッセイ同和の自動車保険のセールスポイントになっている運転者範囲の違いによる保険料の割引は、

本人限定割引 8.5%、夫婦限定 8%割引、本人・臨時運転者限定割引 5.5%、
夫婦・臨時運転者限定割引 5%、家族限定割引 3%

となっています。

ニッセイ同和の自動車保険は、年齢条件による保険料設定も特徴の一つになっており、18歳以上~35歳以上までの間を1歳ごとに16段階に区分するというきめ細かい設定になっています。

そのほか、ニッセイ同和の自動車保険でには、ゴールド免許、新車、低公害車、セカンドカー、ノンフリート多数、長期優良契約、福祉車両、安全装置などの各種割引が設定されていますが、これらについては、ほぼ他社と横並びといったことになるでしょう。

■ニッセイ同和の自動車保険は事故対応も充実

事故対応サービスは、「ふれ愛工場現場急行サービス」と称して365日24時間スタンバイの工場が事故現場への急行、アドバイス、代車無料提供、修理などを行うということになっていますが、代理店販売のよさとあいまって心強いものになるでしょう。

自動車保険比較ランキングの顧客満足度で、ニッセイ同和の自動車保険の評価が上位にあるのも頷けます。

ニッセイ同和の自動車保険のロードサービスの対象ですが、他社で一般的になっている全契約者が対象ではなく、

①対人・対物賠償保険無制限、②人身傷害補償保険、③搭傷ワイド(搭乗者傷害保険)

をセットで契約した場合が対象になりますが、現実に任意保険を組む場合、これらの組み合わせはほぼ不可欠といってもいいと思いますので、実害は出ないだろうと考えます。


ニッセイ同和の自動車保険は、代理店販売であることから、全体として保険料の安さが望める自動車保険ではないかも知れませんが、独身で1人だけの運転、夫婦2人だけの運転などのように、運転する人数が少ない場合は、補償内容の充実度から見て、費用効果の高い自動車保険になるかもしれません。

そのよう方々にとっては、比較検討の価値がある自動車保険だと思います。

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朝日火災の自動車保険「ASAP」

自動車保険

■朝日火災の2種類の自動車保険

朝日火災海上保険株式会社は、昭和26年2月、野村證券、大和銀行(現りそな銀行)、第一銀行(現みずほ銀行)その他の有力各社の発起により設立されたという経緯を持ち、平成20年3月末現在、営業店舗・駐在事務所73、代理店数5,507店という規模の損保会社です。

朝日火災の自動車保険には、リスク細分型と称される「ASAP」と、オールラウンド型と称される「PAP」の、2種類の自動車保険が発売されており、ここでは、「ASAP」の方を紹介してみます。

■年齢による保険料設定に特徴

朝日火災の自動車保険ASAPは、リスク細分型自動車総合保険であると謳っていますので、まずは保険料の設定についてみてみましょう。

免許証の色、運転者家族限定、運転者本人・夫婦限定、長期優良契約、複数所有、低公害車、福祉車両、エアバッグ、衝突安全ボディーなどの保険料割引は、リス細分型であれば他社でもほぼおなじみですが、年齢条件の割引で面白い設定がなされています。

具体的には、年令問わず・21才以上・26才以上・30才以上・35才以上の年齢条件に加えて、特徴的なのは、高齢運転者不担保特約という、運転者を35才から69才までに限定することでさらに保険料を安くするという設定がされていることです。

これはつまり、70歳以上は高齢が進み事故の確率が高くなることに着目したリスク設定で、一見高齢者の方の切り捨てのようにも感じますが、反応速度などが落ちている高齢者の方の自覚を促し、また周りの家族の方の安全への意識を喚起するという意味でも、社会的に意義のある設定なのでは無いでしょうか。

補償は、示談交渉サービスつきの対人賠償、同じく対物賠償、歩行中や他の自動車に搭乗中も対象の人身傷害、全損時の諸費用カバー(10%)がつく車両保険の4つの保険と、犯罪被害人身傷害、自損事故危険担保、無保険車傷害危険担保の3つの特約とがセットになった、代理店販売らしい補償充実型といえるもので、車両保険は必要に応じてセットからはずせるようになっています。

■故障時緊急修理サービスは車両保険加入者のみ

また、ASAPには、ロードアシスタンスサービスというロードサービスも用意されており、レッカー現場急行サービス(50kmまで)は加入者全員が受けられますが、ガス欠(高速道路上のみ、10リットルまで)、キーの閉じ込み、バッテリーあがり、パンク、落輪引き上げ、各種バルブ、ヒューズの取り替え等々の故障時緊急修理サービスの方は、車両保険を付けていないと受けられないことになっています。


朝日火災の業界におけるシェアはあまり大きくないということですが、その自動車保険ASAPを全体としてみれば、リスク細分型とはいえ、保険料設定や割引に他社より際立ったところがあるというほどでもなく、いわば補償重視のリスク細分型・代理店販売自動車保険というところでしょうか。

セールスポイントを設け、広告費をかけてシェアを拡大して行くというような商品ではなく、代理店販売の良さによって一人一人の加入者をきちんとサポートするというタイプの保険といえるのでしょう。

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共栄火災の自動車保険

自動車保険

自動車保険のレビューによる紹介、今回は、共栄火災の自動車保険の紹介です。

共栄火災は昭和17年に農山漁村への保険普及を目指して設立された「産業組合」が前身で、戦後しばらく相互会社組織により運営され、平成15年4月に現在の形となったという経歴を持つ損害保険会社です。

共栄火災の出資者には、全国共済農業協同組合連合会、農林中央金庫、信金中央金庫など、準公的な諸団体が名を連ねており、会社自身も協同組合・協同組織を基盤とする保険会社というカラーを前面に出しているようです。

政府の行う「自動車損害賠償保障事業」に関する業務の委託を受けていることにも、この会社のカラーと性格が表れているようです。

■共栄火災の自動車保険の概要

共栄火災の自動車保険は、KAPセットアップ(マイスタイル自動車保険)という名称で発売されています。

共栄火災の自動車保険を補償面から見ると、無制限の対人・対物、人身障害が標準でセットされ、これに搭乗者障害保険、車両保険、各種特約を選んで付けるというスタイルになっています。

保険料設定も、車の使用目的、契約者の年齢、免許証の色、安全装備などによる割引がありますが、強力なライバルが増えた今となっては、特に際立った特色があるというものではないようです。

共栄火災の自動車保険の事故対応は、深夜でも受付が行われ「初期対応重視」とされる「あんしんホットライン」という、24時間365日対応の事故受付が用意されており、いわば合格ラインといいえるでしょう。

ロードサービスも、「ロードサービス 助っ人くん」という愛称で、事故や故障時の緊急時レッカーサービス、故障現場修理サービス、帰宅費用サービス、旅行継続費用サービス、車両搬送サービス、宿泊費用サービスが用意されていますが、これらも今となっては「及第点」ということになってしまうでしょうか。

■共栄火災の自動車保険 最大の特色は「長期契約分割払いプラン」

共栄火災の自動車保険の最も大きい特色は、やはり「長期契約分割払いプラン」という複数年契約のプランが選べることではないでしょうか。

2年、3年、4年、5年の中から好きな年数の複数年契約で契約できるもので、支払いの方は分割により、1年契約更新と同じようにするというものです。

しかも共栄火災の自動車保険の長期契約分割払いプランで着目すべきは、事故を起こしても、契約期間中は、1年契約のような等級ダウンによる保険料のアップを避けられることだと思います。


共栄火災の自動車保険を全体としてみれば、代理店販売であることもあり、お世辞にも保険料の安い自動車保険とはいえないでしょうが、代理店の良さを重視し、毎年の契約などに煩わされず、長期間の安心を得たいという方にとっては、他社では得がたい選択肢になるでしょう。

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AIUの自動車保険

自動車保険

自動車保険の紹介もだいぶ行ってきましたが、今回はAIUの自動車保険の紹介です。

AIU保険会社は、世界的な保険・金融サービスグループAIGの主要会社の一つで、日本における営業は1946年に開始されています。

全国122の営業拠点(2011年9月1日現在)と約14,000の代理店網を持つ、外資系では日本で最大の売上(元受正味保険料)を挙げている損害保険会社です。

AIUがファミリー向けとして販売している「USA プレミア(家族総合自動車保険)」を紹介してみましょう。

■AIUの自動車保険ならではの補償が選べる

AIUのこの自動車保険は、上述のように、外資系ではありますが、代理店販売の自動車保険となります。

AIUの自動車保険の、補償面の特色は、対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者損害保険+交通傷害、人身傷害補償保険といった基本的な補償のほかに、

・親族間等事故医療費用担保特約
・自宅・車庫等損害担保特約

という、自分の車で自分の家族を死傷させたり自分の家や車庫を壊した場合のの補償を行う特約が、自動的にセットされる点であり、これは他社には見られないユニークな特徴だといえるでしょう。

また、通常の弁護士費用等担保特約のほかに、「弁護士ワイド」という、自動車事故のみならず、偶発的な被害事故による損害の場合でも対象となる弁護士費用特約が用意されているのも、他社には見られないAIUの自動車保険ならではの特徴でしょう。

また「おまかせガード」(車両保険の特約)といって、無過失の車対車事故の場合、車両保険金の支払いを受けても「ノーカウント事故」扱いになる特約を選べるのもありがたいことです。

■保険料割引が多彩

AIUの自動車保険の次の大きい特色は、保険料の割引の設定が、実に多彩であることでしょう。

車の使用目的、家族の年令条件、免許証の色(最大16%割引)、車の初度登録年月(新車の場合、障害・賠償保険料9%OFF、車両保険料5%OFF)、新規加入で年払いにした場合の新規年払割引(3%)、人身傷害補償をセットにした場合の人身障害セット割引(最大3%)、ノンフリート多数契約割引(3台以上5%、6台以上7%)、長期優良契約割引(5%)のほか、

エアバッグ装備車、ABS(アンチ・ロック・ブレーキングシステム)装備車、安全ボディ車に対する保険料の割引も用意されているという、多様さ、多彩さです。

代理店販売の自動車保険の中では、最もリスク細分の保険設計が徹底されていると言えるのではないでしょうか。

■事故対応、ロードサービス等のサポートもトップクラス

AIUの自動車保険の事故対応、ロードサービス等のサポートについては、詳細をここでは書きませんが、まちがいなくトップクラスのレベルのものであるといえます。

ランキング比較や、顧客満足度調査でも高い評価を受けており、「プロヘルプ21」の名に恥じないものになっていると思います。


AIUの自動車保険は、代理店販売のせいか、広告・宣伝でそれほど目立つ存在の自動車保険とは思えないのですが、このようなしっかりした総合力と、充実した販売店網で、しっかり実績を挙げているというタイプの自動車保険といえるでしょう。

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ゼネラリの自動車保険

自動車保険

ゼネラリの自動車保険、発売元は、イタリアで170年以上の業績があり、国際的な広い保険事業の実績を持つゼネラリ系列の外資系保険会社であるゼネラリ保険会社です。

日本では、「ビアンカ」と「ロッサ」という、いかにもイタリアっぽい名称の、2タイプの自動車保険が発売されています。

■特色ある2タイプの自動車保険

ゼネラリの自動車保険の基本補償の内容は、いずれも、対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者傷害保険、自損事故保険、無保険車傷害保険、車両保険と必要十分、標準的なもので、特約は、人身傷害補償特約、他車運転危険担保特約、ファミリーバイク特約、身の回り品特約、弁護士費用特約が選べるようになっています。

ゼネラリの自動車保険の二つのタイプのうち、ユニークなのは「ロッサ」でしょう。

この「ロッサ」は、SUV、ミニバン、ステーションワゴンに特化している自動車保険といわれるほど、これら車種に対する保険料の割引が大きく、最大45%割引となっています。

これらの車種のユーザーは、見積もりを取ってみる価値が大いにあると思います。

ゼネラリの自動車保険のもう1つのタイプ「ビアンカ」の方は、運転者の年齢に応じて4種類の契約方法を選べるというもので、主に運転者の運転免許取得後の経過年数が3年以上の場合、保険料が安くなるようになっています。

■宣伝も行わないユニークさ

ゼネラリの自動車保険の一番の特色は、やはり、保険料での優位性のため、いまどきの他の自動車保険と違い、車両保険加入車以外はロードサービスやレッカーサービス等を敢えて省略して、保険事業の簡素化が徹底して行われていることなのではないでしょうか。

宣伝も一切行わず、代理店もディーラー、修理工場などで人件費をかけないなど、徹底した事業費コストの低減により、保険料の安さに特色を見出しているというタイプの自動車保険だといえるでしょう。

ちなみに誤解の無いように言えば、事業費が「ケチ」だということと、保険料の支払いが「ケチ」だということは同じではありません。

ゼネラリの自動車保険は、各社比較見積もりの結果、最も安い保険料になるといった口コミを眼にすることも結構あり、その特色は発揮されているようです。

■SUV、ミニバン等の場合に要注目の自動車保険

同じようなタイプの自動車保険が、補償内容、サービス、価格でしのぎを削るのもいいのでしょうが、中には、このような、毛色の違う商品があるのもいいことだと思います。

ゼネラリの自動車保険のような他社に無い特色を持った商品の存在は、自動車保険を、多くの特色のある商品の中からそれぞれの事情や好みによって選ぶことができるという点で、私たち消費者にとっては歓迎すべきことだとおもいます。

特に、SUV、ミニバン、ステーションワゴンの有ざーの方に、検討をおすすめします。

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セコム損保の自動車保険

自動車保険

セコム損保は、警備会社のセコムとの関連からか法人向けにも力を注いでいるようですが、個人向けの自動車保険として、対人賠償保険、対物賠償保険、自損事故保険、無保険車傷害保険、搭乗者傷害保険の5つをセットした「NEWセコム安心マイカー保険」(新型自動車総合保険 家庭用)を発売しています。

セコムの自動車保険の特色の第一は、広告でも真っ先に掲げられていますが、「セコムの現場急行サービス」でしょう。

事故の時に、要請があれば、24時間、365日、「セコムの緊急対処員」が真っ先に事故現場にかけつけるというサービスであり、24時間の事故受付体制、ロードサービス、示談交渉の代行という自動車保険では普通になった「3つの安心サポートサービス」に加え、この現場急行サービスを用意していることが、セコム損保の事故対応サービスのユニークさをアピールしています。

もうひとつのユニークな特徴は、セコム損害保険の自動車保険の場合、盗難車両を追尾する費用が補償される点です。

車両の盗難にあっ場合、イモビライザー等の盗難車の追跡装置を利用して位置を検索した際の出費や、位置検索で盗難車や犯人を見つけた場合に、現場へ警備員などを派遣させることなどに要した費用が補償されます。(契約車両が二輪自動車、原動機付自転車以外で、盗難の補償を含む車両保険を付けた場合)

また、これと裏腹になりますが、車に盗難防止装置がついている場合は、車両保険の保険料が割引きされることにもなっています。

セコムの自動車保険は、保険料の設定でも特色を出しており、ゴールド免許割引(5%割引)のほか、契約者と同居のご家族全員がゴールド免許である場合の家族揃ってゴールド免許割引(15%割引)があります。

また、車の使用目的を

  • 日常・レジャー専用
  • 通勤・通学使用
  • 業務使用
の4つのリスクに区分し、割安な保険料が設定できるようにしています。

全体としてみれば、盗難車両の追尾費用の補償、盗難車追跡装置装着の割引き等の特色から、車両保険でも「一般車両保険」を欠かせないようなドライバー、例えばこだわりの車や高額な車、人気車種などを所有し、車を大切に思う方にとってマッチする自動車保険といえるかもしれません。

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